阪神大震災から1年後の1996年4月
神戸北野におもしろお好み焼・鉄板焼 花門亭を開店。
神戸長田区で生まれ育ち、ソウルフードであるその地域の作り方や味に特徴のあるお好み焼きを看板メニューとして店を作りたいと思いました。
長田区は個人店主のお好み焼き屋さんが沢山あり、小学生の頃から家からご飯を持って行ってお好み焼きや、焼きそばを焼いてもらい食べていました。
そんな当時の長田区特有のうす焼きという焼き方は三ノ宮や繁華街では食べる事ができず、厚焼(まぜ焼)の大阪スタイルのお店ばかりでした。
あの昔よく食べていた、うす焼きの焼き方でお好み焼きを作り、少しでも長田区の事や味を知ってもらい、少しでも復興のお役に立てるならという思いが強かったです。
うちのお好み焼きは長田区愛であふれております。